おすすめ 引越し

海外留学では英会話習得を目的にしてはいけない?!社会人からの留学を成功させるために必要な3つのこと

2021年7月5日

カナダ・バンクーバー留学から帰国して半年が経過しました。

通訳としての仕事も一か月が経過し、生活も徐々に落ち着いてきたところです。

さて、先日このようなツイートをしました。

カナダから帰国して日本で働き始めたいま、ふつふつと後悔が沸き起こっています。

それでは、これから海外留学をする社会人のみなさんがわたしのように失敗しないためにはどうしたらよいでしょうか。

解説していきます。

社会人のみなさんが海外留学を成功させるために必要なこと

結論は、次の3つです。

・英会話習得のみを目的としない
・日本で需要のある専門性を身に着ける
・日本人以外の学生、社会人と徹底的に議論を深める

これらを意識することで、社会人からの海外留学で帰国後に失敗する確率をグッと下げることができます。

順番に解説していきます

英会話習得のみを目的としない

海外留学=英会話習得というイメージが先行しますが、この考えは危険です。この理由は次の通り。

英語が話せるというだけでは日本の企業は採用してくれない

さて、純粋な「英語を使う仕事」はどの程度あるのでしょうか。

実は、日本国内にはほとんどそのような仕事がないのです。わたしは帰国後の就職活動で転職サイト各社を隅々まで探しましたが、3~5社程度しか見つかりませんでした。そのすべては「貿易事務」です。

あなたはその仕事をするために海外留学をするのでしょうか。

英語学習のみを目的とすることは非常にもったいないことです。

日本で需要のある専門性を身に着ける

英語学習を目的としてはいけないのであれば、他に何を目的とすればよいのでしょうか。実は日本での就職を成功させるためには、需要のある専門性を身に付ける必要があります。

さて、日本ではどのような専門分野の需要が高いでしょうか。現在では次の3つです。

・IT(プログラミング、SE)
・デジタルマーケティング
・映像関係(CG、アニメーション)

これは日本だけに限ったことではなく、世界的に言えることですね。

ちなみに私が勉強していた航空分野(飛行機のパイロット)はほとんど需要がありません。わたしが現在通訳の仕事に落ち着いている理由です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

現在の仕事は、メーカーの技術系部門で機械技術系の知識が必要です。前職が自動車関連メーカーの技術者だったので、その専門性を評価されての採用となります。

メーカーの技術部門の通訳採用は現職の1件だけでしたが、機械技術に精通していたおかげでピンポイントで採用をいただくことができました。

キャリアチェンジしたいなら、現地で職歴までつけるべき

一件、就職に成功したかのように見えますが、先日このようなツイートをしました。

全力で後悔しています(笑)

もともと通訳の仕事をしたかったわけではなかったのですが、帰国後の就職活動が思うように進まず妥協に妥協を重ねて現在にいたります。

その原因として挙げられるのが、希望する分野を公式に勉強せず、該当する職歴もなかったこと。日本に帰ってきてキャリアチェンジをしたいのであれば、きちんと現地のカレッジ等を卒業して職歴まで得るべきです。

日本の転職市場は、空いたポストに職種経験者を埋めるのが基本です。やる気だけあって職歴がない人はそもそも書類審査で落とされてしまうのです。

英語しか勉強していなかったり、需要のない専門分野ばかりを身に着けたりすると日本では良い仕事を得られません。また得られても仕事内容や待遇の面で自分の希望とかけ離れたものとなる可能性が高いのです。

ここまで読み進めていただいた人の中で、勘のいい方はあることに気が付くかもしれません。

「あれ、ここまでの内容って別に日本でもできるのでは?」

その通りです。英会話は日本でも習得できますし、専門性は日本にある学校でも深めることができます。

では、何のために留学をするのでしょうか。

日本人以外の学生、社会人と徹底的に議論を深める

これこそが、留学をする本当の意味です。

留学をすると、語学学校やカレッジなどで様々な国から目標を持った人たちと知り合うことができます。

IT分野にキャリアチェンジしたい人、映像・エンタメ分野を学びに来た人、パイロットになりたい人。様々な人に会うことが出来ます。

それがなんだ、と思うかもしれません。ですがこれ、本当に重要なのです。

今まで日本の中のレールに乗って、同じようにレールに沿った人生を歩んだ人と仕事をしていると、その枠の中でしか生きることができません。

ところが海外の学校などで出会う彼らはそのような考えを見事に破壊してくれます。日本人でも、レベルの高い、厳しめの学校に通う人は高確率でその他大勢とは違った考えをもっています。是非、学校の中やプライベートでお互いの夢や留学の目的、やりたいことについて話してみてください。

視野が格段に広がりますし、お互いに深い話をすることでより絆が深まります。また、自分の理解も広がり、周りのレベルも高いので自然と自分の「普通」の基準が上がります。

結果、惰性で日本で過ごすよりも成長できるのです。

わたしが思い通りの仕事に就けなかった理由

さて、前述のツイートに戻ります。なぜわたしは希望の仕事に就けなかったのでしょう。

答えは、2番目の「日本で需要のある専門性を身に着ける」ができていなかったためです。そもそも私はパイロットになりたくてカナダへの渡航を決めました。ところが自身の心境の変化や新型コロナ感染症の影響でフライト訓練の継続が難しくなりました。

さあ、わたしには何が残ったでしょうか。

わたしに残ったのは日本には需要がほとんどない、航空という専門性と英語力です。その結果、特に希望をしていなかった通訳の仕事をしています。

それについて思うことについてはまた別記事でまとめたいと思います。

日本人以外と議論しまくり、自分を成長させるのが海外留学成功のカギ

社会人からの海外留学というと英語の勉強にフォーカスされがちですが、それを第一の目的に持って来るのは間違っていると思います。それは非常にもったいないことです。

あなたは何のために海外に行くのでしょうか。

大切なのは「英語を学ぶ」ことではなく、「英語で学ぶ」ことです。

海外留学を計画する際に是非、勝負をする専門分野を一つに決めてください。そして、留学中は日本人以外と議論を深めてみてください。


きっとあなたの人生が変わるはずです。

  • この記事を書いた人

きゃぶ

書くことと、人の成長を見ることが好きで、ブログを運営しています。 英語、IT、WEBメディア運営に興味がある雑食動物です。 機械メーカー技術者のキャリアを捨て、昔からの夢であるパイロットを目指してカナダに渡航し、コロナで失敗。現在の本業はメーカーの通訳です。 カナダ留学で価値観が180度変わってしまったため、人生を軌道修正中。

-おすすめ, 引越し